自分の指輪の号数を知って素敵な指輪を選ぶ6つのポイント

大好きなブランドで洋服を買うとき迷わず自分のサイズに近いものを手に取って鏡の前でポージング。

「可愛い。。」

なんて見とれてみたりして。。

いざ試着!という時その前後のサイズも一応お店の人に出してもらいませんか?

それってある程度自分の洋服のサイズを把握しているからですよね。

「いつもママが買って来てくれるからわからないわ。。」

という方はほとんどいないはず。

でも、指輪になるとそれがわからなくなるのは『よく買うもの』ではないからです。

初めてのことは何でもそうですよね。

『同じものをまた買えばいい』

ものではないからこそ自分の指輪の号数をちゃんと知っておきましょう。

そして、愛用できる指輪に出会ってください!

もちろん、鏡の前でポージング!してみてくださいね。

きっと毎日が楽しくなりますよ!

1.自分の指輪の号数を知りましょう

例えば

「いつも仕事を頑張っている自分に」

「家族の為に朝から晩まで家の事を頑張っている自分に」

「今度こそご褒美で指輪を買おう!」

と思い立った時に、夜な夜なネットを見て素敵な指輪を見つけては身に着けた自分をイメージしてワクワク。

実際にジュエリーショップへ行って沢山の指輪を見て更にワクワクしたとします。

でも、いざ欲しい指輪のデザインが決まり購入する時に肝心な指輪のサイズが分からないという方はかなり多いのではないでしょうか。

お店で購入する場合はあまり問題はないと思いますが

「昔は指輪の号数が9号だったから今は少し大きめのサイズにすればいいかしら」

とネットで購入してしまったら大変です。

そこで、あなたの指輪の号数を測る方法をお教えします。

1-1【自分で測る】

自分で指輪の号数を知りたい方におすすめなのは『リングゲージバンド』を使用して測る方法です。

お値段も数百円とリーズナブルです。

また、測りやすいので不器用な方にもおすすめです。

以外としっかり測れます。

注意点はきつくするのが怖くてゆったり測り過ぎること。

実際付ける指輪は貴金属で硬さがあり、指にある程度密着しながら着けることになります。

リングゲージバンドを使用して号数を測る時には少々きつめに測っても大丈夫です。

そして素材上、気温により拡張したり収縮したりしますので保管場所などにも注意が必要です。

また、素材が似ているからといって結束バンドで測らないでくださいね。

リングゲージバンドは締めた後でももとに戻すことが出来ます。

しかし、結束バンドは用途が全く違います。

一度締めたらに戻りませんので大変危険です。

絶対に使用しないでください。

また、糸や紙などを巻く方法もありますが本来の号数とかけ離れたサイズになる方が多いようです。

一つだけの方法ではなく安全な方法で色々と測ってみるのがいいでしょう。

1-2【お店で測る】

ジュエリーショップやリフォーム・オーダージュエリーのお店でサイズを測ってもらう方法です。

この方法が1番おすすめです。

ベースになる自分のサイズを測ってもらいます。

ベースというのは一般的な結婚指輪(幅2~3ミリ程度)を付けた場合のこと。

また、人によってはゆったりした号数で指輪を身に着けたい方もいます。

そのような方は号数を1号位あげて大きくしてもいいでしょう。

実際にどんなデザインでどれくらいの太さの指輪をするのかお店の人にしっかり話して相談にのってもらって下さいね。

人によってお洋服をピッタリ着るより余裕をもって着たい方がいらっしゃるのと同じように指輪も人それぞれ身に着けた時のフィット感の好みがあります。

1-3【サイズ表】

日本での指輪のサイズと指輪の内周

1号 2号 3号 4号 5号 6号 7号 8号 9号 10号
40.8mm 41.9mm 42.9mm 44mm 45mm 46.1mm 47.1mm 48.2mm 49.2mm 50.3mm
11号 12号 13号 14号 15号 16号 17号 18号 19号 20号
51.3mm 52.4mm 53.4mm 54.5mm 55.5mm 56.6mm 57.6mm 58.6mm 59.7mm 60.7mm

指輪の内周は指の外側を一周した長さとほぼ同じです。

内径ではありませんのでご注意ください。

2.指輪の号数は奇数表示が多い?

指輪にサイズは奇数刻みで作られている。

と思っている方が少なくありません。

実際はどうなのでしょうか。

大手ハイブランドの一つは婚約指輪の号数はUSサイズ6号(日本サイズ11号)を用意しており、先ずはそれを着けてみてデザインを決定します。

そして、店頭で号数を測り注文をします。

注文した号数の指輪の内側に刻印を入れて納品となりますので奇数でも偶数でも自分の号数で出来上がってきます。

デザインによってはUSサイズ6号(日本サイズ11号)以外の号数も在庫があれば試着できます。

要するに欲しい指輪の号数がなければその場で購入出来ないことがあるということです。

時間には余裕をもって注文する必要がありますね。

プレゼントしたい日、使いたい日の1か月以上前の訪問がおすすめです。

また、別のブランドは『奇数だけ』と決まったサイズの用意ではなく奇数偶数と一通りのサイズ展開はあるようです。

ですが、海外で作っているので数に限りもあり、売れてしまうと希望のサイズに対応してもらえない場合もあります。

ですので、当日に指輪を持って帰りたい場合は予めお店に問い合わせをして欲しい指輪の号数があるか聞いてみましょう。

オーダージュエリーサロンなどジュエリーを作っているショップではオーダーを頂いてからジュエリーを作るのでサンプルのサイズの用意はほぼ同じです。

10号~12号のところが多いです。指輪の号数も1号刻み、0.5号刻み、0.25号刻みとかなり細かく対応してくれるのでかなり安心です。

3.指輪の号数に合うダイヤモンドのカラットはどれくらいの大きさなの?

カラット『ct』とは『大きさ』として登場しますが実は『大きさ』ではなく『重さ』の単位です。

『1ct=0.2グラム』と決まっています。

そして、よく『このサイズにはこの大きさがベスト』と決めて諭すお店も少なくありません。

指輪の号数に合うカラットは特に考えなくていいと思います。

指輪の号数が小さいからと言って小さいダイヤモンドを選ぶ必要はありません。

若いカップルの多くの方は、0.3ct~0.5ctの間の大きさのダイヤモンドを選んでいます。

もちろん0.3ctより小さくても1.0ct以上のダイヤモンドを選ばれる方もいます。

なので、指輪の号数に関係なくご自身が贈りたいまたは欲しい大きさのダイヤモンドをお選びください。

ダイヤモンドは大きさだけ選ぶのではなく『品質』も大切です。

そして、品質には『金額』も付いてきます。

色々なジュエリーショップやリフォーム・オーダージュエリーのプロに相談してみてください。

どのお店もきっと相談のみも快く受けてくれると思いますよ。

4.指輪の号数で入れられる刻印の文字数

婚約指輪や結婚指輪の内側に

『お互いの名前やイニシャル』

『二人の記念日や思い出の言葉』

『マーク』

を入れたい。

でも、何文字まで入るのか気になりますよね。

指輪のデザインや指輪の号数にもよりますが例えば8号のリングですと10文字位がおすすめです。

記念の日付とお互いのイニシャルを刻印される方が多いです。

『2017.8.1 M to M)』etc…

また、レーザー刻印の場合文字数は沢山入るのですが必然的に文字が小さくなります。

見えにくくなりますし指輪の号数が小さいことや幅が細いと文字を入れるスペースも狭くなります。

指輪の内側にはお二人で決めた刻印以外に

  • 素材の刻印
  • ブランド刻印
  • 石のカラット数

が入ります。

刻印を指輪の内側全体に入るだけめいいっぱい入れてしまうとサイズ直しの時に困ってしまいます。

その点も注意が必要です。

プロが刻印してくれるから安心ではありません。

ブランドやお店によってはサイズ直しをしない前提で刻印を入れることもあります。

決して失礼ではありませんので

  • どの位置に刻印が入るのか
  • 将来サイズが直せるのか

を確認したうえで刻印の内容を決めましょう。

5.指輪の号数による金額の違いはあるの?

大手ブランドショップやブライダル専門店ではシンプルな指輪ですとサイズ20号位までは指輪の号数による金額の変動がないところが多いです。

しかし、小さいダイヤモンド(メレダイヤ)がセットされているパヴェの指輪などですとサイズが大きいと指輪に使うダイヤモンドの量が増えますのでその分金額は高くなります。

また、ダイヤの品質を上げると指輪の金額もあがります。

その他に注意が必要なのは指輪の重さです。

例えば『女性3mm幅で10号』『男性4mm幅で18号』で同じデザインのシンプルな指輪の場合。

本来、男性の指輪のほうが重くなりますが金額を合わせることで重さを合わせているお店も少なくありません。

金額が同じなのですから考えられますよね。

要するに男性の指輪の厚みが女性の指輪よりも薄いことになり強度が心配になります。

同じ金額でもしっかり厚みがあれば安心です。

薄いものは1mm位のものがありますが多く見かけるのは1.3mmです。

あまり良いとは言えません。

目安としては1.5mm~1.6mmあるといいですね。

よりしっかりした指輪が良いのであれば1.7mm~2mm位あっても大丈夫です。

あくまでも目安ですのでお店の人に確認してみましょう。

そうなると金額も変わってくることがあります。

リフォーム・オーダージュエリー専門店ではその点もしっかりアドバイスしてくれるお店もありますので相談してみて下さい。

親切なお店ですと他店で購入予定の指輪のことでも制作の観点からアドバイスをしてくれます。

6.指輪の号数が合わないときはサイズ直し

6-1【サイズ直しは何処に依頼する?】

6-1-1《購入店で》

プレゼントをした指輪のサイズが大きかった、小さかった。

そんな時はサイズ直しをしてもらいましょう。

プレゼントした指輪ならプレゼントした相手の方も一緒に行きサイズを測ってもらい指にあう号数に直してもらってください。

購入したばかりなら交換をしてくれますが刻印してあると交換してくれないお店もあります。

その為にも

  • サイズが合わなければ交換してもらえるか
  • 交換できない場合サイズ直しは出来るのか
  • 購入してからどれくらいの期間それが有効なのか
  • 有料か無料か

などを確認しておきましょう。

お店によっては『永年1回までサイズ直しは無料』『一年間に1回まで無料』『永年無料』など。

お直し代はお店によってさまざまです。

6-1-2《オーダー・リフォームジュエリー専門店で》

オーダー・リフォームジュエリー専門店と聞くと何でも直してくれるイメージがあります。

でも実は得意、不得意があります。

ほぼセミオーダーのお店ではあまり修理や加工が得意でないお店が多いですね。

完全フルオーダーのお店は修理加工が得意なお店が多いです。

仕事の丁寧さも大切になりますので必ずお店を訪れて話をしっかり聞きましょう。

良いお店を見分けるポイントとしては

『質問に対して速やかに分かりやすい言葉で返答してくれるお店』

がお勧めです。

6-2【サイズ直しの金額は?】

先ずは購入店で確認をしてみて下さい。

無料のところも少なくありません。

有料の場合はサイズ直しの金額はお店によって様々です。

指輪の号数を大きくするのか小さくするのかでも金額は変わってきます。

プラチナが基本的に一番高いのですが、お店により得意不得意がありますのでシルバーが一番高いお店もあります。

ハイブランドなどはデザインによって違うようですがジュエリーショップや専門店の2倍~3倍の金額のところも少なくありません。

6-2-1《プラチナ》

ベーシックな指輪の号数を大きくするは3000円~5000円位が基本料金のところが多いですね。

何号大きくするかによってプラスされる金額が変わります。

幅の広い指輪は使用するプラチナも重くなるのでさらに金額が大きくなることが予想されます。

6-2-2《ゴールド》

K18はプラチナと大きな大差はありませんが、一般的なK18はイエローゴールドです。

ゴールドにはホワイトゴールド、ピンクゴールドなどが存在します。

それぞれ金属の特徴が違うので問い合わせる時はK18の何色のゴールドなのかを伝える必要があります。

特にピンクゴールドのサイズ直しを嫌がるお店は多いと思います。

お店によってピンクの色合いが違うことと、あまり粘り気のような性質が無いピンクゴールドは加工が難しく、敬遠されがちです。

受けてくれたとしても少々割高なのです。

ホワイトゴールドには基本的に表面にロジウムというプラチナの仲間をコーティングしていますので、サイズ直しの時に再度メッキの必要があります。別途2000円~5000円位かかるお店もあります。

6-2-3《シルバー》

金額はプラチナやゴールドよりも安いお店が多いと思いますが、高く設定している所もあります。

また、お店によっては受けないところもあるくらいです。

6-3【サイズ直しにかかる時間はどれくらいなの?】

ハイブランドなどはおおむね一か月程その他はおおよそ2週間~3週間位が目安です。

早いお店だと3日位で仕上げてくれるところもあります。

慌てずに時間には余裕をもってお直しをお願いして下さいね。


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