ダイヤモンドより稀少性が高い?タンザナイトの指輪の価値

タンザナイトは実は、ダイヤモンドよりも稀少性が高いと言われている宝石の一つです。

「タンザナイトの青色は地球上で最も美しい青」と言わしめるほどの美しさを持っています。

大変クリアな青色ですが、紫がかって見えたり、赤が入って見えたりと見る角度などによっても変化します。

指輪などのジュエリーになっているほうがより美しさがより分かります。

タンザナイトは長い間サファイヤに間違われていた歴史もあります。タンザナイトはサファイヤとは違う鉱物であるとわかった後、一気にジュエリー業界に人気が広がりました。

ジュエリー界で鮮やかなブルーの色を持つタンザナイトをスターにしたのはニューヨークのティファニーでした。

ティファニーはダイヤモンドで有名ですが、多くのカラーストーンの発見やその名付け親になっています。

そして、2002年タンザナイトは12月の誕生石に追加指定されています。

タンザナイトは名前の通り、タンザニアで採掘される宝石ですが今となってはどんどん採れなくなっている分ダイヤモンドよりも稀少な宝石になっているのです。

街中を歩いていて目が覚めるほどに一目ぼれをした人に突然、連絡先は聞きにくいものですが、ちょっとだけ後悔しませんか?

心を射抜かれるほどの青色のタンザナイトの指輪に出会ったら迷わず手に取ってみて下さい。

一生大切な宝物になるかもしれませんよ。

1.タンザナイトの指輪の価値について

タンザナイトの指輪やジュエリーを見て「このブルーの石が付いた指輪素敵!!青色だからサファイアかしら?」

と思う方も多いのではないでしょうか。

タンザナイトが発見された当時は、同じ青色を持つサファイアと間違われていたくらいです。タンザナイトの色は良く見るとサファイアに比べて紫色がかかっています。

タンザナイトは鉱物名ではありません。鉱物名では「ゾイサイト又はブルーゾイサイト」と言います。

1960年代に東アフリカのタンザニアで発見された事によりタンザナイトと命名されました。タンザナイトと名付けたティファニー社の効果もあってタンザナイトは瞬く間に人気の宝石になりました。

そんなタンザナイトの指輪の価値はどれくらいあるのか気になるところでもありますよね。

多くの色石と同様に深い色で透明度が高い石は価値が高くなります。

タンザナイトの指輪で高額で取引されているもの多くは、比較的大きいタンザナイトにメレダイヤがセットされている華やかな指輪です。

また、安価なものとしては透き通るような淡い群青色で比較的小粒のタンザナイトがカジュアルなアクセサリーリングなどに使用されています。

価値も深く透明感のある青紫色のタンザナイトの指輪に比べると下がります。

買取店へ見積査定をしてもらう際は手元にあれば必ず鑑別書を持って行きましょう。鑑別書の有無で査定金額が多少かわってきます。

タンザナイトがジェムクオリティーなのかアクセサリークオリティーなのかによって大きく違うのです。

もちろん、資産的価値だけでは無く、皆様の指輪へのそれぞれの物語によって指輪の価値は変わってきます。

2.タンザナイトの色について

タンザナイトは、名峰「キリマンジャロの夕暮れの空の色」と「タンザナイトの夜」という意味であのティファニー社が命名しました。

その名のように魅力的な群青色の色合いです。透明感も大変高い宝石でもあります。内包物を抱えている宝石ですがそれは大変小さく、タンザナイトが輝くことを邪魔しません。

そして、タンザナイトは藍色のようなブルーから紫色がかかったブルーや紫色などの色合いがあり、多色性を持っています。

3つの結晶方向があるため角度を変えて見ると異なる3つの色を確認する事が出来ます。

タンザナイトの色はカットをする職人さんが結晶をどのようにカットをするかによって色合いの見え方が決まります。

また、自然光の下では群青色、白熱灯の下では紫色に変化するのも魅力の一つです。手元に身に着けその魅力の一つである多色性を楽しむのもおすすめです。

最高級のタンザナイトならあまり色変わりのしないほうが良いかもしれません。

3.タンザナイトの主な産地

タンザナイトの産地は東アフリカタンザニアのメレラニ鉱山です。

タンザナイトは他の鉱物とは異なり、産出される地域がメレラニ鉱山と限られており、年々産出される量が少なくなって来ています。

特に大粒の美しいタンザナイトは大変稀少です。購入する時は益々高額になるでしょう。

そして、手放すときも高額になることが予想されています。

4.タンザナイトについてあれこれ

タンザナイトが発見された当初はブルーの色合いからサファイアと間違われていました。その後、サファイアではなくゾイサイトであると判明しました。

正式名はブルーゾイサイトですが、ティファニー社により「タンザナイト」と名づけられそう呼ばれるようになりました。

そして、艶やかで美しいこの石を「タンザナイト」と名付けたティファニー社により世の中に広められたのです。もちろん、瞬く間に人気の宝石になり世界中の人々の注目の的になりました。

当時はニューヨークのティファニーのショーウィンドーを飾ったことが話題になりました。現在もティファニーではとても魅力的で素敵なタンザナイトの指輪が販売されています。

更に、1967年に東アフリカのタンザニアで発見されたブルーゾイサイト「タンザナイト」の稀少性はダイヤモンドより高いと言われています。

なぜなら、タンザナイトの採れる産地はタンザニアのメレラニ鉱山だけと言われているからです。

そして、今後も産出される量は期待されず数も減少する見込みなのです。美しさの人気も手伝って、より一層稀少性が高くなるのではないでしょうか。

タンザナイトの指輪やジュエリーを選ぶ際のポイントはなるべく太陽や光の加減で色変わりがしないもののほうが美しいとされています。

もちろん、色の好みは人それぞれですが同じタンザナイトの指輪を購入するなら見比べてみてほしいのです。

5.タンザナイトの石言葉

2002年に12月の誕生石に追加されたタンザナイトの石言葉は「冷静」「高貴」「誇り高き人」「希望」です。

また、「明るい未来へ導いてくれる」「成功を導いてくれる」とも言われています。自分の仕事や学業などで成功したいと思っている人には良いお守りになるかもしれません。

私たちの日々の生活において、希望を持ったり、夢を持ったり、時には冷静な判断を求められたり、常にそうありたいと願ったりと、明るい未来を築いていきたいと思うものです。

タンザナイトは、事業で成功を求めていたり、仕事を頑張りたい方だけでなく、普段の私たちの生活に大切な冷静になる事や希望を持つ事などの力が込められているように感じます。

また魅力的なこのブルーの石は、男女問わず好まれる色ではないでしょうか。

大粒から小粒のタンザナイトを様々なジュエリーを通して楽しむことができるのです。

男性で宝石の付いた指輪に抵抗がある人には、小粒のタンザナイトがセットされている指輪を身に着けるのもお勧めです。

ボリューム感のあるペンダントネックレスもチャレンジしてみてください。

タンザナイトの魅力的な色合いは、男女問わず楽しむことが出来るでしょう。あなたにとっての価値あるタンザナイトの指輪やジュエリーに是非巡り合ってください。

6.保存方法や注意点などアドバイス

タンザナイトのモース硬度はモース硬度は6から7と決して低くはありませんがタンザナイトはダイヤモンドと同様に劈開の性質を持っています。

劈開とは、ある一定の方向によっては割れやすいという事です。同じ劈開性を持っているダイヤモンドよりもはるかに割れやすいのです。

他の宝石と同様に他のジュエリーとぶつからないようにジュエリーボックスなどにしまいましょう。

そして、使用後はクロスなど柔らかい布で軽く拭くと綺麗な状態が拭かないより長く保つことが出来ます。

身に着ける際のおすすめとしては、出かける身支度の最後に身に着け、帰宅したら上着を脱ぐ前に外す事です。

お気に入りの指輪を24時間身に着けたいと外さない方もいると思いますが、「高級なものは壊れない」という事はありません。

割れたり欠けたりしたらせっかくの素敵な指輪も台無しになってしまいます。お気に入りのタンザナイトの指輪だからこそ性質を知り身に着ける事を楽しみましょう。

そして生涯大切にしていけるようにメンテナンスをしっかりしていくことをお勧めします。


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